目次
- ハイキューについて
- ハイキューのガイドブック「排球極!」が発売
- 春高全国大会(日向1年生時)
- インターハイ宮城県予選(日向2年生時)
- 春高:宮城県代表決定戦(日向2年生時)
- 春高全国大会(日向2年生時)
- 春高:宮城県代表決定戦(日向3年生時)
- 春高全国大会(日向3年生時)
- あとがき
ハイキューについて
2020年7月に週刊少年ジャンプにて連載の幕を下ろした人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」
僕も中学の頃からずっとバレーボールをしていたため、大好きな作品になります。
青春時代である中学・高校時代には、「MAJOR」で有名な満田拓也先生の「健太やります」、「BE BLUES」を連載中の田中モトユキ先生の「リベロ革命」、他にも「大のアタック」などのバレーボール漫画がありましたが、根性論だったり非現実的な表現があったりしたので、娯楽として読んでいたくらいでした。
その点「ハイキュー!!」は、単純にストーリーや表現を楽しめただけではなく、技術面・精神面といった所ではプレイヤーとして勉強させられる本当に聖書(バイブル)のような作品でした。
ハイキューのガイドブック「排球極!」が発売
そんな「ハイキュー!!」も、2020年11月4日に最終巻である45巻が発売され、同日に小説版とファイナルガイドブックも発売されました。
その中でも、ファイナルガイドブック「排球極!」の内容が個人的に熱かったので紹介したいと思います。
人気連載作品の中には、時々作品の詳細データをまとめたデータベース的な書籍が出ることが多いです。
昔からゲームの攻略本を読んだりしていた自分も、ハマった作品があれば度々購入していました。「ONE PIECE」「テニスの王子様」の関連書籍は網羅していましたね♪
「ハイキュー!!」でも過去にコンプリートガイドブック「排球本!」が出版されていましたが、今回のは最終巻までの内容をまとめた内容になっております。
大まかな内容は
- チームガイド(宮城県大会出場チーム+県外チーム)
- チームガイド(春高出場チーム)
- ビーチバレー、Vリーグ、オリンピック関連のキャラガイド
- ハイキュー!!番外編
- 特別読切
- 他おまけページ
といった内容で、特に各登場人物のプロフィールやエピソードが詳細に書かれていました。
その中でも気になったのが漫画の中で書かれなかった情報、各チームの戦績でした。
コミックスでは、主人公:日向翔陽が高校1年生の時の話がメインとなっており、2年生~3年生の過程はサラリと流しながら、ビーチバレー編、Vリーグ編とストーリーが進んでいきました。
1年生最後の大会である春高が終わったあと、「上級生がいなくなった後の展開どうなるんだろうな~」と思っていたら、急に話が進んで驚いたのを覚えています。
2年生編、3年生編も読んでみたいとは思っていましたが、1年生編で約30巻あったと思うと3年生の頃には90巻…。
連載期間で考えたら約20年となると、現実的ではなかったんだろうな~と考えちゃいます。
(そう思うと3年生編までやろうとしているであろう「弱虫ペダル」って凄い…)
そんな気になる2年生~3年生の情報ですが、「排球極!」の中で少しだけ情報が入っていました。
コミックスでわかっていた情報としては、
- 【2年生】
- IH宮城県予選:伊達工業高校が優勝、烏野高校は準優勝
- 春高(全国):ベスト16 宮兄弟(3年)率いる稲荷崎に敗退
- 【3年生】
- 春高(全国):3位 井闥山学院高校に敗退 (※佐久早は既に卒業)
といった情報が42巻で書かれていました。
その情報に加えて、1年生時の春高の結果、2年生~3年生の結果も追記されていたのでまとめたいと思います。
春高全国大会(日向1年生時)
まず、烏野高校が鴎台高校に敗れて終わった1年生時の春高全国大会。
- 優勝:一林高校
- 準優勝:梟谷学園高校
- ベスト4:鴎台高校
- ベスト4:犬伏東高校
- ベスト8:烏野高校
- ベスト8:狢坂高校
- ベスト8:井闥山学院高校
- ベスト16:音駒高校
- 2回戦敗退:稲荷崎高校
- 2回戦敗退:早流川工業高校
- 1回戦敗退:椿原学園高校
「排球極!」の内容だけでもここまで網羅することができました!
犬伏東高校については、ベスト8の井闥山に勝利しており、それでいて一林高校と梟谷学園高校の優勝&準優勝はわかっているため、消去法でベスト4に入ることがわかります。
ベスト8の残り1チームは一林高校に敗れたチームになるのですが、ここまでは特定することができませんでした。
ベスト8以上の面々を見てると、優勝した一林高校のポテンシャルも気になりますね!
決勝のラストプレー(木兎がシャットアウトされたシーン)を見ると、あの木兎をしっかり3枚ブロックでしっかり揃えて止めている感じから総合力の高さは伺えそうです。(もちろんワンプレーだけで判断はできないのですがw)
インターハイ宮城県予選(日向2年生時)
次は2年生時のインターハイ(IH)。宮城県予選のみの情報になりますが、
- 優勝:伊達工業高校
- 準優勝:烏野高校
伊達工が優勝した描写がコミックスでもはっきり描かれましたね(^^)
あの青根さんが泣いて喜ぶシーンが印象的でした。
その後、伊達工は全国ベスト16まで進んでおります。凄い!
春高:宮城県代表決定戦(日向2年生時)
そして2年生時の春高。まずは宮城県代表決定戦から。
- 優勝:烏野高校
- 準優勝:青葉城西高校
- ベスト4:白鳥沢学園高校
- 1回戦敗退:伊達工業高校
まさかの伊達工の1回戦敗退…(驚)
そういや伊達工って春高予選の時には新チーム体制になってましたよね。(黄金川初登場時)
青根と二口が引退し、まだチームとして嚙み合っていない状態での大会参加だったのかと想像するとこういう波乱は起きてもおかしくなかったのかな、と感じます。
あるいは1回戦で伏兵に当たってしまったとか。百沢率いる角川とか当たったら組織的なブロックとか関係なく打ち込まれることを考えると相性は悪そうです。
あと、さりげに青葉城西高校が準優勝しています(笑)
白鳥沢を破ったのが烏野なのか青葉城西なのかが気になる所でしたが、「狂犬」京谷が3年生になってるので、金田一や国見も含めて攻撃力は申し分なさそうです。
春高:全国大会(日向2年生時)
そして春高全国大会
- 優勝:鴎台高校
- 準優勝:井闥山学院高校
- ベスト4:稲荷崎高校 ※烏野に勝利
- ベスト16:烏野高校
- 2回戦敗退:梟谷学園高校
- 2回戦敗退:音駒高校
コミックスでは細かく描かれていなかった2年目の春高ですが、星海・昼神・白馬が3年生になった鴎台高校が優勝しています!井闥山も佐久早・小森が3年生になっているのですが、一歩及ばなかったんですね。
個人的に鴎台VS井闥山の決勝戦は特別連載ででも読んでみたいです(><)
そして、宮ツインズ・角名・銀島らが3年生になった稲荷崎高校もベスト4に入ってきています。
こう見ると、1年前からの主力が多く残っているチームが上位に食い込んだ結果となりました。順当と言えば順当ですね!
研磨が3年生となった音駒高校も出場しましたが2回戦敗退。
さりげにプロゲーマーでYouTuberでトレーダーで社長になってる研磨ですが、春高に出てるのも含めたらめちゃくちゃハイスペックですよね(笑)
全国大会に出ている高校のセッターってだけでも凄いのに、漫画で伝わりにくいのが歯がゆい所です。
春高:宮城県代表決定戦(日向3年生時)
そして3年生時の春高、まずは宮城県代表決定戦より
- 優勝:烏野高校
- 準優勝:白鳥沢学園高校
- ベスト4:青葉城西高校
- ベスト4:伊達工業高校
結局、日向が高校生だった3年間は、宮城県はこの4チームが強い時代だったんだなと感じます。(条善寺、和久谷南とかもかつてはベスト4以上にいましたが)
山口がキャプテンとして烏野を率いていましたが、もしレギュラー入りしていてあの強力なジャンプフローターが毎ローテやって来るとなったら「そら強いわな」って感じです(笑)
Vリーグ編で宮治が山口を覚えていたシーンが描かれていましたが、2年生時もサーブの強さは強豪校のレギュラーに覚えられるほどのインパクトがあったんですね。
気になるのは日向・月島がセンターを務めていたのが、同じセンターの山口が加入することでローテーションの配置がどうなったのかが気になります。
どこからでも攻撃できる日向が、レフトやオポジットにコンバートしているのかな?
春高:全国大会(日向3年生時)
そして最後の春高全国大会です。
- 優勝:井闥山学院高校
- 3位:烏野高校
- ベスト8:稲荷崎高校
- ベスト16:鴎台高校
- ベスト16:梟谷学園高校
佐久早は既に卒業していますが、井闥山が優勝しました。
1年前に鴎台に決勝で負けた悔しさをバネに!というストーリーもあったのかなと思います。
烏野は念願のセンターコートに立てたけど、井闥山に敗退してしまったんですよね。
最終学年になっても全国優勝できなかったのが、リアルさを出しているなと感じました。
ちなみに音駒高校が東京都代表決定戦で敗退している情報が「排球極!」には記載されております。
あとがき
各チームの戦績からまとめてみましたが、これだけでも凄い情報量になりました!
他にも読み応えのあるコンテンツがいっぱい詰まってる「排球極!」
ハイキュー!!ロスを結構引きずっていますが、こういったガイドブックでより深く読み込んでみるのも面白いと感じました♪
ハイキューの画集も出ましたし、もう少しハイキュー熱は冷めなさそうです(^^)