コールマンのクアッドマルチパネルランタンの塗装作業、場所を室内から外に移しての作業になります。
マスキングテープで塗らない部分を隠すことができたため、いよいよ塗装を進めていきます(^^)
下地処理
まずは、カラースプレーによる着色がうまくいきやすくなるように、ボディ部分の下地処理をしていきます。
白いボディに色を塗るのであれば下地処理なしでも良かったかもしれませんが、今回は赤いボディにライトグレーの色を塗るので、しっかり下地処理を済ませます。
外で作業をする前に、もう一つだけ室内作業です。
紙やすりの#320番を使って、ボディ部分を磨くことによって傷を付けていきます。
こうすることで、つるつるだったボディ部分に細かな凹凸が付くので、より塗料が乗りやすくなってきます。
せっかくの綺麗なボディを傷つけるのには罪悪感が湧きますが、大事な処理だと言い聞かせて進めていきます。
少し荒い目の#320番で磨いたら、より細かな目の#400番を使って磨いていきます。
写真が磨いた後になりますが、結構雑に磨いてます(笑) 終わったらボディ部分に付いた粉は固く絞った水拭きタオルで綺麗に落としておきます。

ようやく外での作業です。
なかなか時間を取ることが難しかったので、毎朝6時頃に庭へ出ては塗装を繰り返していました。
気温は10度前後だったかと思います。約一週間かけてサーフェイサー塗装をしましたが、雨の日は無く、天候に恵まれました。
まずは初日の塗装。

薄く、全体的にスプレーで重ね塗りをしていくのですが、なかなかじれったいものがあります(笑)
「本当に赤色が見えなくなるのかな?」という不安もありましたが、これは日が経つにつれ薄れていきます。
二日目。

まだまだ赤みがあったり、「Coleman」のロゴもうっすら見えたりしています。
前日よりもサーフェイサーの白がちゃんと出てくれていて、一歩ずつ進んでいる気がしますね(^^)
そして三日目。

更に一段階白くなりました!
所々表面にホコリのようなものが付着するようになっていたので、時々#400番の紙やすりを使って軽く研磨をしました。
こんなことを毎朝のルーティーンに組み込んで5日間…。
何度も重ね塗りした結果がこちらの写真になります。

ボディの赤みも「Coleman」のロゴも見えなくなるまで白くなりました♪
塗装処理
サーフェイサーによる下地処理ができたら、いよいよカラースプレーによる塗装に入ります!
工程はサーフェイサーの時と変わりません。全体的に薄くスプレーを吹き付ける作業を、毎朝のルーティーンに組み込んで実施しました(^^)
サーフェイサーの塗装は平日の5日間にかけて実施していましたが、カラー塗装は土日の2日間で一気にやってしまいました。
着色した結果はこちらになります。

チョイスした色が「ライトグレー」だったため、サーフェイサーの白と大差が無いように見えていますね(笑)
光の当たり加減で「灰色」って感じの色合いに見えますが、実物はベージュに近いような色合いになっています。良い色に仕上がりました♪
あとは十分に乾かして、マスキングテープを剥がして組み立てていくだけです。
と思ったら…
マスキングテープを剥がしやすいように、とボディを分解したら内部が汚い!!
どうやら隙間から塗料が中に入っていたようで、内部にも塗料が付いて汚い感じになってしまいました。

最初の分解時に断線していた所も、金属端子周りに塗料が付いており、このままでは電気が通らない状態でした。

金属端子周りの塗料をカッターで削って、金属がむき出しになったところに導線をハンダ付けすることで修復できましたが、ここまで大事になるとは想像つきませんでした(笑)
内部の汚れについてはどうしようか悩みましたが、基本的には以後分解することは無いので、十分に乾かして放置することにしました。
完成
ハプニングもありましたが、マスキングテープを剥がして完成になります。
こちらが完成したランタンになります。

マスキングの都合上、一部赤い部分が見えています。これ以上は僕の力量では難しかったです。
ただ、このようにパネルを装着すれば赤い部分は見えなくなるので、問題ありません(^^)

断線したり、金属端子に塗料が付いたりしたので動作確認が不安でしたが、無事に点灯も確認できました。

いろいろと調べても前例の無かったクアッドマルチパネルランタンの塗装。
少しハプニングはあったものの、イイ感じに仕上げることができました(^^)
今回は軍用機用のカラーをチョイスしてみましたが、予想通りと言うのか、キャンプ系との相性がいいのを改めて認識できました♪
なかなか楽しい工作の時間でした(笑)