先日購入したコールマンの「クアッドマルチパネルランタン」
普通のランタンとしても活用できるほか、4つのLEDパネルが取り外し可能で、懐中電灯代わりにしたり、フックでぶら下げてちょっとした灯りとして使ったり、車のドアなどにくっ付けて使ったりと、多用途に使えるこのモデル。
前々から欲しかったのですが、友人とキャンプをした時に友人が持っていたのが羨ましくて、勢いで買ってしまいました(笑)
この「クアッドマルチパネルランタン」、実は複数のカラーバリエーションがあり、
- 定番カラーの「レッド」
- キャンプシーンに馴染みやすい「オリーブ」(※Amazon限定モデル)
- オリーブ色より少しベージュ寄りな「コヨーテ」(※アーバンリサーチ別注モデル)
といった感じでレッド以外の色も選べました。
自分はアーバンリサーチ別注モデルを狙ってたのですが、予算と入手難度の高さに諦め、結局安くで定番カラーを購入するに至りました。
ただ、他の人と違うものが欲しい自分(笑)
なので今回、自分だけのランタンにしようと決意し、クアッドマルチパネルランタンの塗装にチャレンジすることにしました!!
用意したもの
ランタンの塗装をするにあたって購入した物です。
まずはクアッドマルチパネルランタン。メルカリにて6,500円で購入しました(^^)
購入時の相場が8,000~10,000円くらいなので、少しお安めに購入できました。
中古品だったため、塗装するにも罪悪感が薄れる意味でも良い買い物でした(笑)
次は、塗装に最低限必要なものとして以下の3点を用意しました。こちらは近所のジョーシンで購入、合計1,000円前後でした。
- タミヤカラー…カラースプレー、色は米軍航空機用のライトグレー
- サーフェイサー(ホワイトタイプ)…塗装の下地材
- マスキングテープ…塗りたくない部分を隠すためのテープ(タミヤ製でも良かったけど少しだけ安いMRホビー製をチョイスw)
オリジナリティを出しながらも、キャンプサイトに合った色を選びたいと思い、スプレーコーナーで約1時間迷ってました(笑)
その中でも、スプレーコーナー端の方にあった軍用機用のカラーがキャンプと相性が良いと思い、その中でも少し明るめな「ライトグレー」をチョイスしてみました(^^)

あとはスプレー塗料の乗りを良くするために紙やすりも用意しました。
元々ミニ四駆を楽しんでいたので、こちらは家にあったものを流用。(買っても数百円くらいです)
使用するのは320番と400番の二種類だけです。(※写真のものは320番になります。)

最後に作業に使った工具です。
ドライバーはランタンの分解時に使用。カッターはマスキングテープをカットするのに使いました。
(可能であれば細かい部分までカットできるデザインカッターが望ましいです。)
塗装までの準備
ランタンを塗装する前の準備として、塗りたい箇所以外のマスキングをしていきます。
まずはドライバーを使ってランタンを分解していきます。
ランタンを逆さにひっくり返し、ドライバーを使って8箇所に固定されているビスを外していきます。
塗装してから組み立てるまでビスは外したままになるので、無くさないように保管をしておきます。

ビスを外したら、ランタンの底部分が外れるようになります。
ランタンの底部分は電池ボックスにもなっており、ランタンのライト部分とコードで繋がっているため、勢いよく引き抜かないように注意します。

柱のように刺さっている4本のパーツは取り外しができるため、取り外しておきました。
写真のように上部をつまみ、手前に引くように、そして上に引き上げるようにすれば取り外せます。

表から見た様子です。
塗ろうとしているボディ部分と、ライトのパーツとに分けることができました。
分解はここまでにして、マスキングをしていきます。

持ち手があるランタンの上部分を、マスキングテープで隙間なく貼り付けていきます。
あとでカッターを使ってマスキングテープはカットするので、ボディ部分とランタンの上部分の境界線をまたいで貼り付けても大丈夫です。

マスキングテープをカットしたのがこちらの写真になります。
これでランタンの上部分のマスキングは完了です。

分解時に取り外したライトパーツをマスキングしていきます。
塗料が付いてしまうと、ライト点灯時に影響してしまうため、しっかりマスキングします。

マスキングテープを貼ることで、元のようにボディにパーツをはめ込むことができなくなってしまうのですが、マスキングテープを貼ったあとはなるべくボディとライトパーツの間に隙間ができないように固定します。
可能であれば、ボディの裏面から隙間ができないようにマスキングテープを貼っておけばより良いです。理由は最後にわかります(笑)

ライトパーツを付け外ししている時にやってしまいました・・・
三色のケーブルがボディ部分の金属端子にハンダ付けされているところが断線してしまいました。
荒く扱うとこういうことが起きるので注意しましょう。
(こちらの断線は、塗装後の組み立ての際にハンダ付けして修復しております。)

ボディ部は全体的に塗装をするのですが、4つのLEDパネルがくっつく部分である金属部分はマスキングをしていきます。
最終的にボディの赤い部分が少し見えてしまうのですが、基本的にはLEDパネルが付いている状態になるので、そんなに気にならないです。
下の方の金属端子も、塗料が付くことでライトが点灯しなくならないようにマスキングをします。
こちらはマスキング前の写真です。

こちらもランタンの上部分の時と同様に、大きめにマスキングテープを貼り付けて、カッターで余分な部分をカットしていきます。
真ん中の金属部分は、マスキングテープをカットするのにちょうどいい段差があったので綺麗にカットできました。
一方、下の金属端子の部分は少し立体的になっているので、マスキングが少し雑になってしまいました。
ただ、先述しているように基本的には見えなくなる部分なので、そんなに大きな問題にはならないはずです。
マスキングした後の写真です。

最後にランタンの底部分のマスキングをしていきます。
こちらはボディ部分と分かれているため、カッターも使わずにマスキングテープを満遍なく貼り付けていきます。
可能であれば、ボディ部分と底部分の隙間はなるべく作らないようにしておきましょう。理由は最後にわかります(2回目)

これで塗装をするための最低限の準備ができました。
所要時間は、少し試行錯誤しながらの作業だったので約2時間。しっかり塗装しようと思うと、マスキング作業もなかなか大変です。
次は塗装の工程に入ります。なかなか楽しみです(^^)